長いのか短いのか1か月

めまいで予定が狂いに狂って、天気悪いおかげで洗濯できないのでコインランドリーにきた。

部屋着でぷらーっとコインランドリーにきて、乾燥機が終わるのを洗濯物くるくるまわるの見ながら待ってると、だらっとゆるい映画の主人公になった気分で、わたしってサブカルっペえと思っちゃったり、治りかけのめまいがくるくるまわる洗濯物のおかげで治るもんも治らねえとなっちゃったり。

日曜日から1か月アパートを離れて、行ったことのない土地で生活することになりましたが、不安とどきどきといろんな気持ちが押し寄せてきて、どうなるんだろうという気持ちです。

1か月もいるんだから、私のコミュ力を駆使すれば、友達の30人や40人簡単にできるよと思いつつ、盛岡の人間と1か月も会えないのは寂しいし悲しい。

本当は向こうに行ってしまえば簡単に環境に順応できてしまうし、出発までの短い夏休みが終わって、あとはもう準備のことだけを考える時間になった今、気持ちが盛岡と大船渡とどっちつかずで落ち着かないだけなんだっていうのはわかっているんだけど、頭でわかっていてもこの時間に押しつぶされそうでぼんやりしてしまいます。

コインランドリーのなかは洗濯機の放出する熱で暑くて、くもりでもわっとした天気と相まってなんだかだるい。

雨降りなのと体調崩してるのとで、秋口くらいの格好をしてきたわたしには、首を振る扇風機のこちらを向いた僅かな間だけが、心地よくてずうっとこっちを向いていればいいのにな、と思います。

赤いランプが消えたら家に帰って、バイト。